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皆さん、キャバクラのボーイって知っていますか?
いわゆる、黒服ってやつです。
ボーイのバイトというと、ブラックとか給料が良いなどの様々な評判を聞きますが、そんなことはありません。
今回は一般的なボーイのスケジュールを紹介していきたいと思います。

目次
  • 営業準備
  • 営業中
  • 営業終了後
  • まとめ


  • ■営業準備

    営業準備でする仕事はこの3つです。

    ・掃除
    まずは開店までに営業準備。
    開店の1、2時間前から業務を始め、まずは店内の掃除。
    掃除が終わればテーブルのセッティングをし、次は名刺コピーの作業をします。

    ・名刺コピー
    これはしないお店も結構ありますが、高級クラブではよく行われます。
    高級クラブは会員制が多いので、同じお客さんが何回も来ることになります。
    その際にそのお客さんの情報をある程度知っておかないと失礼になるので、キャストたちがお客さんからもらった名刺を何枚にもコピー、ファイリング。
    どのキャストたちがそのお客さんの相手をしても大丈夫なようにキャストに配ります。

    ・出勤チェック

    ボーイの中でも上の立場の人はその日の出勤状況を見て、すでに予約されているお客さんには誰を当てるか配置を話し合います。

    ■営業中

    営業中にボーイがする仕事はこんな感じです。

    ・荷物の預かり
    お客さんが来店して最初にすることは、荷物と服のお預かり。
    簡単そうですが、どれが誰のものか覚えておかないと帰りの際にお客さんにスムーズに返せないので何気に難関です。

    ・ドリンクの作成

    お客さんから荷物を預かったら、今度は氷を入れたグラスとそのお客さんがキープしているボトルをお客さんのテーブルに持っていき、キャストとお客さんの分のお酒を作ります。

    ドリンク作成は最初だけで、あとはキャストがお客さんのグラスが空きかけていたら作るという形になります。
    ただしお客さんの人数が多すぎてキャバ嬢たちも話すことだけで精一杯の時は、僕たちが空きかけているグラスを見つけてはお酒を作るということを繰り返します。

    ・氷、灰皿等の交換
    ドリンクを作るときに必要な氷も半分くらいまでなくなったら新しいのに交換します。
    ボーイの世界では物が全てなくなったら交換という考えはなく、お酒も氷も半分までなくなったら即交換という考えなので注意しておいてください。

    また灰皿もタバコが1本のったら即交換ですし、お客さんがおつまみの袋やピーナッツの殻を1つでもテーブル上に置いたらすぐに捨てます。
    このような交換、廃棄の作業がボーイの一番メインの仕事内容です。
    大体は1つの団体に1人のボーイがつき、ひたすら空きかけたグラスとアイス、タバコがのった灰皿、ゴミに目を光らせることになります。

    ・キャバ嬢の配置決定
    これはボーイの中でも上の立場の人がやることです。
    「付け回し」とよばれ、新しくお客さんが来る度に、どの子をどのテーブルから引き抜いてそのお客さんに当てるかということを決めます。

    そのお客さんのお気に入りの子や喋りが上手い子などを考慮して、どのテーブルでも平等にお客さんに満足してもらえるような女の子の配置を考える、中々頭のいる仕事です。

    ■営業終了後

    お客さんが全員帰ったらテーブルの掃除、グラスなどの洗い物を行い終わりです。
    掃除は翌日の18時からボーイがやるのでここではしません。

    ■まとめ

    さて、ボーイの1日というのは大体こんな感じです。
    仕事内容として、女の子の配置以外は誰でもできるレベルの作業が多いです。
    メリット・デメリットとしては…

    ・メリット
    給料が高い
    社会人との接し方がわかる
    高級クラブの場合はお客さんの数が少ない

    ・デメリット
    立場が下
    ワガママに耐えなければいけない

    仕事内容を見ていただければわかるように、ボーイの立場は最下位です。
    キャバ嬢の言いなりになり、お客さんの言いなりになります。
    金のためと割り切って働ければいいのですが、プライドが高い人はやめておいた方がいいかもしれません。

    この記事を読んでもし「ボーイをしたい!」と思ってくれた人がいれば是非応募してみてください。
    接客はもちろん、トーク力や記憶術も上がるので、皆さんもキャバクラのボーイやってみませんか?(笑)

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